計測・分析装置

電子線水素可視化装置『ERA-600H2』

計測・分析装置

製品特徴

金属を脆くさせる、水素脆化が見える!

物質・材料研究機構と共同開発した装置であり、電子線で試料表面を走査してSEM像と表面水素イオン像の双方を撮影し, 
表面形状や表面状態を反映した解析を行うことができる装置です。

資料提供:物質・材料研究機構 
先端材料解析研究拠点 
表界面物理計測グループ     板倉明子 様 
オペランド水素顕微鏡はNIMS(物質・材料研究機構)から特許実施許諾を受けて製造販売しております(特許 6796275、他)

非破壊、非汚染の水素分析リアルタイム観察

水素はクリーンエネルギーの第一候補であるが、金属材料中に水素が染み込んだことが原因で金属類が脆くなる水素脆化と呼ばれる現象が問題となっている。水素脆化問題は長らく研究されてきており、材料中の水素位置情報の検出が困難である。本装置では、直接水素を供給しながら、その時間変化を観察することができ、薬剤による汚染や試料破壊を伴わない評価が可能です。

アプリケーションギャラリー

■酸化クロム処理表面と電解研磨表面の水素放出比較 

■結晶粒界多重点箇所の水素透過経過観察 

主な仕様

①電子銃 ZrO/W 熱電界放射型
②加速電圧 0.3 ~ 30kV
③観察機能 二次電子像 
水素イオン像
④試料 薄板   *パイプ形状については要相談
⑤付属品エネルギー分散型X線分析装置 EDS(要相談) 
結晶方位解析装置 EBSD(要相談)

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